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半導体を「作る」から「使う」産業基盤へ。熊本県・木村敬知事とScaleup Solutions代表が語る“熊本の未来構想”
〜Podcast『拠点思考』にて対談コンテンツを公開〜
スケールアップソリューションズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:杉山浩司、以下「当社」)代表の杉山がメインパーソナリティを務めるPodcast番組『拠点思考 〜私の世界の見つめ方〜』において、熊本県知事 木村敬氏をゲストにお迎えした特別対談(前編・後編)の配信を開始いたしました。
また、本対談の要点をまとめた記事(note)、および対談を通じて再確認した当社の設立の思いを綴る「番外編note」も同時公開いたしましたので、お知らせいたします。
【配信の背景:全国が注目する「熊本」の、その先の未来を描く】
現在、世界的半導体メーカー・TSMCの進出を契機に、熊本県はかつてない経済的な盛り上がりと変革の時を迎えています。しかし、この集積を一過性のブームで終わらせず、持続可能な産業基盤へと昇華させるためには何が必要なのでしょうか。
東京と熊本に拠点を置き、地方と世界をつなぐ企業の成長を支援する当社の代表を務める杉山が、2024年4月に就任された木村知事をお招きし、「共に創る」を基本理念に掲げる県政のビジョンや、熊本が次に見据えるべき「ソフトインフラの整備」について深く語り合いました。本コンテンツは、熊本県内のみならず、地方創生や地域ビジネスに関心を持つ全国のビジネスリーダーに向けて、示唆に富む内容と考えています。
【対談のハイライト】
本対談では、以下のテーマを中心に、木村知事の率直な思いや構想が語られています。
■ 前編:「もんだ主義」を抜け出した先のイノベーション
・「こういうもんだ」という前提を、外せるか
「熊本ではこういう風にやってきたもんだから」。そうした前提が、行政でも産業でも、いつのまにか思考の枠になる。木村知事はこれを「もんだ主義」と呼び、「こういうもんだって言った瞬間、思考が停止してしまう」と語ります。引き合いに出したのはラーメンでした。豚骨にマー油という型にとどまらず、トマトやバジル、いぐさまで取り込んで変わり続けている。可能性を先に決めつけず、価値を探り続けられるか。「前提なく考えてほしい」という知事の言葉は、行政だけでなく、事業に取り組むすべての人への問いかけでもあります。
・個人の敷地に、公費で仮設住宅を建てられるのか
令和8年熊本地震で、熊本県は自宅の敷地内に建てる仮設住宅や、個人が所有する井戸への支援という、従来の考え方では難しかった対応に取り組んでいます。その理屈をどう組み立て、国にどう働きかけたのか。背景には、10年前の熊本地震で制度にできなかった「やり残した感」がありました。
■ 後編:半導体の「その先」へ。選ばれ続ける熊本をつくる、ソフトなインフラと外の声
・半導体を「作る」拠点の次に、「使う」産業をどう興すか
「ただ工場来るだけじゃ意味がない」。木村知事が長年持ち続けてきた考えです。自動走行、AIを搭載したロボット、遠隔診療。半導体を使う次の産業の拠点を熊本につくることができれば、熊本は何十年と成長を続けられる。くまもとサイエンスパーク構想と、産学連携にこだわる理由が語られます。
・進出に必要なものを尋ねたら、答えは「インターナショナルスクール」だった
TSMCの熊本進出が決まる前、木村知事が関係者に「もし熊本に来るとしたら何が必要ですか」と尋ねたときの答えです。工場というハードが来ても、それだけでは人は動かない。研究者や海外企業の人たちが家族と暮らし続けられる環境を整えることが、選ばれる条件になっていくと知事は語ります。当社代表の杉山も、10年前に家族の拠点を東京から熊本へ戻した実感から、教育をはじめとする「ソフトインフラ」のインパクトは大きいと考えています。特色のある教育環境のように、人を呼び込む仕掛けがあるか。外から進出してくる企業にとって「ビジネスフレンドリー」な環境が整っているか。熊本が選ばれ続けるための条件を、二人が掘り下げます。
【番外編noteについて:熊本の「中」と「外」をつなぐ設立の想い】
番外編noteでは、当社代表の杉山が10年間にわたり実践してきた東京と熊本の二拠点生活や、兼業・副業を推進する取り組みに込めた想いを綴っています。木村知事から語られた「兼業・副業はふるさととつながる心の豊かさになる」「外の視点を実践する場として熊本を生かしてほしい」という共感の言葉を受け、熊本の『中』と『外』の両方に位置する当社が果たすべき役割や、地方と都市を結ぶ新たな関わり方について考察しています。
【Podcast(音声版/無料)】
・第9話(前編):「脱・もんだ主義」行政にイノベーションは起こせるか
Apple Podcasts:podcasts.apple.com/jp/podcast/…
Spotify:open.spotify.com/episode/…
Amazon Music: music.amazon.com/podcasts/…
・第10話(後編):半導体の「その先」へ。選ばれ続ける熊本をつくる、ソフトなインフラと外の声
Apple Podcasts:podcasts.apple.com/jp/podcast/…
Spotify:open.spotify.com/episode/…
Amazon Music: music.amazon.co.jp/podcasts/…
【note(テキスト版/無料)】
・前編:note.com/sugiyama_sus/n/ndd2e109d2def
・後編:note.com/sugiyama_sus/n/n52b39f0818d7
・番外編:note.com/sugiyama_sus/n/ned34bf2445e6
【ゲストプロフィール】
木村 敬(きむら たかし)氏/熊本県知事
1974年生まれ。東京大学法学部卒業後、自治省(現・総務省)に入省。鳥取県や岡山県などの地方自治体での勤務を経て、2012年に熊本県庁へ出向。総務部長、副知事などを歴任し、平成28年熊本地震からの復旧・復興や新型コロナウイルス対策、TSMC誘致などに尽力。2024年4月より現職。
【Podcast『拠点思考 〜私の世界の見つめ方〜』について】
東京・ニューヨーク・熊本と複数の拠点を行き来してきた杉山浩司が、その経験から見えてきた「地域に眠る可能性」を、さまざまな分野の実践者との対話を通じて掘り起こしていく番組です。(配信:Spotify、Apple Podcasts、Amazon Music)
【当社の今後の展望】
スケールアップソリューションズは、本対談においても議論にあった「関係人口の創出」や「兼業・副業人材の活用」を事業の柱として展開しています。今後も、東京と熊本という「複数の拠点」を持つ強みを活かし、対話を通じて地域の「まだ見ぬ可能性」を解き放ち、企業の持続的な成長と地域経済の発展に貢献してまいります。